消費者の購買行動

消費者が物を購入するときの消費行動を表す言葉があります。
インターネットが普及する前は、「AIDMA(アイドマ)」という言葉がマーケティングの基本として使われてきました。

A:Attention(注意)
I:Interest(関心)
D:Desire(欲求)
M:Memory(記憶)
A:Action(購買)

上から下へ順番に行動していき、最後に買うという流れです。
インターネットが登場してからどのように変化したのでしょうか。

A:Action(注意)
I:Interest(関心)
S:Search(検索)
C:Comparison(比較)
E:Examination(検討)
A:Action(購買)
S:Share(情報共有)

「AISCEAS(アイセアス)」と言います。
物を買おうとしたら、検索して比較検討してから買います。
買った後は、その物について感じた評価などを情報共有として、SNSに書き込みます。

あなたも同じような行動ではありませんか。
インターネットにある情報を検索してホームページを比較する。
どちらが安いか、性能は、機能は、大きさは、色は、などなど...

物だけではありません。
サービスも検索して比較検討の対象です。
レストラン、居酒屋、バー、衣料、美容室、歯医者、マッサージ、海外旅行、マンション、アパートなど。

インターネット上には、さまざまな情報があふれています。
消費者はその情報の中から検索によって得た情報を比較検討します。
なので、情報がないホームページは消費者に検索してもらえないわけです。

検索してもらえるためには、情報(コンテンツ)を充実することが大切です。
どんなに良い製品やサービスを持っていても、消費者が検索した時の検索結果に出なければ無いのと同じです。
ホームページへお客さんは来てくれません。